雑司ヶ谷鬼子母神堂
江戸時代から人々に崇敬される「子育(こやす)と安産の神様」
今回の旅はJR池袋駅から徒歩10分ほどの場所にある雑司ヶ谷エリアからスタートします。風情ある街並みを歩き、雑司ヶ谷の歴史を語る上で欠かせない「雑司ヶ谷鬼子母神堂」を訪ねました。
雑司ヶ谷鬼子母神堂の歴史は室町時代に土から掘り出された鬼子母神像を、安土桃山時代に現在の場所にお堂を建てて祀ったことから始まります。江戸時代には子育(こやす)・安産の神様として広く信仰され、その頃から多くの参拝客が訪れたそうです。
鬼子母神堂は「拝殿」・「相の間」・「本殿」の3つの建物で構成される「権現造」。本殿は寛文4年(1664)に建立され、拝殿と相の間は元禄13年(1700)に増築されたもので、歴史的価値が高いことから平成28年(2016)に国の重要文化財に指定されました。
かつて鬼子母神は近隣の幼児をとって食べるため人々から恐れられる存在でした。それを見ていたお釈迦様は鬼子母神の末の子を隠し、子を失う父母の悲しみを説きました。以来、改心した鬼子母神は安産・子育の神となり、人々を見守る神様になったのだそうです。境内の一角にはおだやかな表情を浮かべる鬼子母神像を見ることができます。
参道の左右に立ち、お堂を守る仁王像。二体の背丈と幅が同寸という珍しいお姿です。
物語に登場する郷土玩具「ススキミミズク」は参拝記念に
雑司ヶ谷鬼子母神といえば郷土玩具「ススキミミズク」でも有名です。
かつて地元に住む「おくめ」という娘が病に伏した母親を助けたいと鬼子母神堂に百度参りをしたところ、美しい蝶が現れ「ススキでミミズクを作りなさい」と告げました。おくめがススキミミズクを作ったところ参拝客の間で飛ぶように売れ、そのお金で薬を買って母親は元気になったのだそう。かわいらしい「ススキミミズク」箱入り1羽1800円は参拝みやげとして、またお守りとしても愛されています。
こちらは絵馬を模った「絵馬土鈴」1500円。ころんとかわいらしい音がします。
池袋一帯にフクロウが生息していたことから、豊島区内各地にはフクロウのオブジェが設置されています。境内でもフクロウをモチーフにしたベンチとモニュメントが見られますよ。
つぶらな瞳で参拝客を見つめる3羽のフクロウ。
静けさに包まれた境内には、ほかにもみどころがたくさん。境内南東にある古社武芳稲荷は、かつてこの辺りが「稲荷の森」とよばれていた頃からの歴史を誇り、五穀豊穣の神様である倉稲魂命を祀っています。また、雑司ヶ谷七福神の大黒天を祀る「大黒堂」では、土・日曜のみ「おせんだんご」を販売し、お茶と一緒にいただけます。
雑司ヶ谷鬼子母神堂 (ぞうしがやきしもじんどう)
住所:豊島区雑司が谷3-15-20
電話:03-3982-8347
料金:参拝無料
時間:9時〜17時(大黒堂は10時30分〜16時30分)
休み:無休
御菓子司 紅谷
創業以来100余年、丹精込めて作られた上質な和菓子を
雑司ヶ谷鬼子母神堂から歩いて6分ほどの場所にある和菓子店。大正13年(1924)創業で、この辺りがまだ北多摩郡高田町とよばれていた頃に開店したそうです。ショーケースの中には美しい上生菓子や作りたてのお団子、大福などが並んでいました。
和三盆を使った「栗どら」400円。どらやきの皮の間に挟まれているのは餡ではなく、とてもきめ細やかな栗ペースト。さらに渋皮栗をまるごと一粒使い、濃厚なモンブランを食べているような味わいです。
伝統の製法と素材にこだわり、餡には北海道産の小豆を使用しています。こちらは名物の「塩大福」1個220円。やわらかな餅の中に赤豆の食感、さらにほんのり塩味がきいた餡の甘さを楽しめます。
店内でイートインはできませんので、散歩の途中にお店の前で1つだけ味見を。塩大福のおいしさにホテルスタッフも笑顔に。
地元のミミズクの伝説にちなんだ和洋菓子もあり、こちらは「みみずくサブレー」6枚入810円。1枚ずつ焼き上げたサクッと軽い、そしてバターが香ばしいサブレーです。そのほか「みみずくの森最中」250円も手みやげに人気。
素材の味や風味を大切に、職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げた和洋菓子。店頭には春は花見団子やいちご大福、夏は草餅など、季節感あふれる商品も登場します。雑司ヶ谷鬼子母神堂を参拝した後にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
御菓子司 紅谷 (おんかしつかさ べにや)
住所:豊島区南池袋2-11-4
電話:03-3971-3623
時間:8時30分〜18時
休み:日曜、祝日
麺屋Hulu-lu
オーナーの愛があふれるハワイアンな空間で至福のラーメンを
ハワイ好きのオーナーの「自分の好きな空間で仕事がしたい」という思いから誕生したラーメン店。ハワイのインテリアや雑貨が飾られた空間は、まるでハワイアンカフェを訪れたよう。
今回注文したのはコンテストでグランプリを獲得した「豆乳坦々麺チーズリゾットセット」1500円。豆乳ベースの坦々スープはまろやかでコクがあり、スパイスの辛さが調和したクセになる味わい。残ったスープにチーズドリアを投入すれば、チーズがとろけて贅沢な味わいを楽しめます。
こちらは「鴨ワンタンSOBA」1350円。ベースとなるスープは吉備黒鶏、丸鶏、香味野菜をじっくり炊いて煮出したもので、ハワイの水を使用した自家製麺との相性が抜群! 低温調理で仕上げたやわらかいチャーシュー、つるんと喉越しがいいワンタンなど、いろいろな味わいと食感がこの一杯に凝縮されています。
ラーメンにぴったりのサイドメニューも揃っています。「温玉オニオンチャーシュー丼」580円は、ご飯の上にほぐしたチャーシューと玉ネギが盛られ、甘辛いタレでいただきます。名物の「スパムむすび」380円や「ハワイアンビール」850円もおすすめ。
店内にはテーブル席とカウンターがあり、おひとり様でも気軽に利用できます。実は仕事帰りに訪れるホテルスタッフも多いんです。
JR池袋駅西口から徒歩10分ほどの街角にたたずむラーメン店。店先の雨よけにはハワイ語で「E komo mai」(ようこそ)の文字が。
笑顔で迎えてえくれたオーナーの古川さん。三河島の名店『ちゃぶ屋』で修業を積み、今もオーナー自ら腕を振ってラーメンを提供しています。毎月1日は「トマトの日」としてトマトラーメンを、また曜日ごとに登場する限定SOBAや、期間限定のコラボメニューなど独創的なラーメンに出会えます。ハワイへの愛があふれる居心地のよい空間で、本格派のラーメンとハワイアン料理をお試しください。
麺屋Hulu-lu (めんやふるる)
住所:豊島区池袋2-60-7
電話:03-3983-6455
時間:11時30分〜15時、17時30分〜20時50分
休み:火曜
古城の国のアリス
物語の世界に飛び込んで、ハートの女王の晩餐会へ繰り出そう
ルイス・キャロル原作『不思議の国のアリス』をコンセプトにしたファンタジーレストラン。ハートの女王の古城をイメージした煌びやかな空間では不思議な晩餐会が開かれ、作品に登場するキャラクターたちが待っています。
池袋の街中にあるビルの螺旋階段を下りた先に現れるのは大きな絵本の扉。槍を構えたトランプ兵が待ち構え、扉の向こうにはハートの女王の古城へと続いています。
フロアの中央に輝くのは「ビッグシャンデリアシート」。限定1室の半個室のシートで、ゴージャスな気分で食事を楽しめます。そのほかハートの女王のクロゼットをイメージした「魔法の鏡のドレスルーム」、女王の肖像画が掲げられた「女王クリスタル舞踏会」など部屋ごとにコンセプトが異なり、非日常的な空間とユニークな仕掛けに胸が高鳴ります。
ビッグシャンデリアシートの前にある撮影スポットでポーズ。白いバラを塗る赤いペンキや、巨大なスプーンを持ってアリスになった気分になれますよ♪
「チェシャ猫仕立てのラグーソースパスタ」1380円は、濃厚なミートソースのパスタの中でいたずら好きなチシャ猫がにやり。アリスの世界をイメージして作られた本格的な料理は、前菜、肉料理、パスタ、デザートまでバラエティ豊か。物語にちなんだカクテルも揃っています。
「チシャ猫仕立てのラグーソースパスタ」を含むランチコースは2500円、ディナーコースは3000円。料理やデザートをのせたプレートにもマッドハッターのお茶会やトランプ柄が描かれ、アリスの世界観を楽しめます。
ティータイムには「Eat meクッキー」やマカロン、バニラロールなどかわいらしいスイーツ&セイボリーと、紅茶やハーブティーからドリンクを選べる「アフタヌーンティーセット」3500円(要予約)も味わえます。
記念日や女子会なら盛り上がること間違い無し。池袋の地下に存在するハートの女王の古城を訪ねて「何でもない日」をお祝いしてみませんか?
古城の国のアリス (こじょうのくにのありす)
住所:豊島区南池袋2-16-8 鈴和ビルB1階
電話:03-3985-2193
時間:ランチ12時〜14時LO、ディナー17時〜21時LO (土・日曜、祝日は12時〜21時LO)
休み:無休
ホテルメトロポリタン
開業40周年を迎えたメトロポリタンホテルズのフラッグシップ
「ホテルメトロポリタン」は2025年6月に開業40周年を迎え、日頃の感謝の気持ちを込めて4月より特別宿泊プラン、レストランメニュー、宴会プランなど多彩な記念商品を展開しています。1日5室限定の特別宿泊プランなら基本プラン料金から40%OFF! お得にホテルステイを楽しめます。
写真のシティビューツインは22階から23階の上層階にあり、落ち着いた高級感のあるフットスローが目を引くスタイリッシュな空間です。
開業40周年を迎えるにあたり6・7階の83室を全面リニューアル。「モデレートルーム」のインテリアには多様な文化が巡り、出会い、交差する池袋をイメージしたコンセプトアートを取り入れています。部屋のどこかに破棄処分となる木材を再利用して造られたオブジェ「ひとつぶの種」があるので探してみてくださいね。
窓まわりにはシンボルカラーの「ジェイドブルー」を採用。写真のモデレートツインの部屋は、シモンズ社製ベッドが120㎝幅とゆとりの大きさで、大型のスーツケース置き場もしつらえています。もちろん冷蔵庫やドライヤーなど室内設備やアメニティも充実。
ホテルならではの朝食ビュッフェ♪ 目の前でシェフが作るオムレツも
ホテル1階にあるオールデイダイニング「クロスダイン」は、和・洋・中のシェフが腕を振う品数豊富な料理を楽しめるビュッフェ主体のレストラン。朝食ビュッフェの洋食コーナーでは注文を受けてから作るふわふわのオムレツが人気です。カリッと焼き上げたベーコンや新鮮野菜のサラダ、スープも一緒にどうぞ。
和食コーナーには炊き立てのご飯と味噌汁、焼き魚や煮物、和物、漬物など 一度の食事でいろいろな惣菜を味わえるのも嬉しいですね。薬味を添えたお粥、うどんなどもあるので、自分好みのアレンジでお楽しみください。
色とりどりの料理が並ぶビュッフェカウンター。臨場感あふれるライブキッチンから作りたての料理が運ばれます。
せいろの中から湯気が立ちのぼり、アツアツのしゅうまいが現れました。
焼きたてのパンはバターロールやデニッシュペストリーなど6〜7種類、さらにパンケーキやワッフルも揃っています。食後はコーヒーや紅茶、フレッシュジュースを飲みながらゆったり過ごしましょう。
天井が高く開放的。テーブル間のスペースも広くとられ、隣席を気にすることなく食事ができます。通常のランチ&ディナービュッフェでは 名物のローストビーフや、白麻婆豆腐を味わえます。また、シーズンごとに行われるスペシャルビュッフェもお見逃しなく。
池袋駅西口(南)から徒歩3分と絶好のロケーション。快適さと機能性を備えた805室の客室をはじめ、8つの直営レストラン・バー・ラウンジ、宴会場やフィットネスジムも備えています。
「サンシャイン60展望台」や「サンシャイン水族館」のチケット付きプランや、推しカラーのケーキ&イルミネーションで盛り上がれる「推し活ステイプラン」など、池袋らしいユニークな宿泊プランも話題。伝統を守りつつ、さらに進化を続けるホテルメトロポリタンにご期待ください。
ホテルメトロポリタン (ほてるめとろぽりたん)
住所:豊島区西池袋1-6-1
電話:03-3980-1111
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
料金:公式サイトよりご確認ください
アニメイト池袋本店
世界最大のアニメショップへ
全国47都道府県に125店舗(2025年5月時点)を構えるアニメイトの総本店。アニメ、ゲーム、コミックに関する商品を販売するだけでなく、イベントやフェアも多数開催し、今やサブカルの聖地として知られています。
2023年春に創業40周年を迎え、増床と大型リニューアルの末にグランドオープン。2024年3月には「世界最大のアニメショップ」としてギネス世界記録™に認定されました。
フロアは地下2階から9階まであり、売り場面積は以前の約2倍になりました。エントランスホールは3階まで吹き抜けの開放的な空間で、大型ビジョンでアニメ映像が流れるほか、店頭にはカプセル筐体がずらりと並んでいます。
1階の「アニメイトカフェグラッテ池袋本店」は、ドリンクやクッキーを楽しめるスポット。ドリンクの上のクリームにキャラクターをプリントした「グラフィックラテ」や「アイシングクッキー」を楽しめます。
様々なイベントを楽しめるスペースも併設
2〜3階では少年・青年漫画、ライトノベルを中心に展開し、レコメンドコーナーを見れば旬の作品が分かります。以前よりも通路が広くなったので、お目当ての書籍も探しやすくなりました。3階には画材コーナーもありますよ。
4〜5階のキャラクターグッズフロアではジャンルの幅広さ&アイテムの品揃えが圧巻です。4階の一角に展開する「Space A la mode」では、アニメや漫画とコラボしたアパレルや雑貨を販売。Tシャツやパーカーなど、普段使いできるアイテムを中心に展開しています。
ほかにも地下2階には着席最大208席を有する多目的ホール、8階は展示会専門の催事スペース、9階はサイン会やトークショーが行われるイベントスペースも。お目当ての作品やキャラクターを探しながら、アニメカルチャーを満喫しましょう。
アニメイト池袋本店 (あにめいといけぶくろほんてん)
住所:豊島区東池袋1-20-7
電話:03-3988-1351
時間:11時〜 21時(土・日曜、祝日は10時〜20時)
休み:無休
サンシャイン水族館
いつもどこかで、何かが起きている「いきものディスカバリー」に注目!
5つの建物から形成された大型複合施設「サンシャインシティ」は、水族館やプラネタリウム、NAMJATOWNなどエンタメ施設が集結する池袋のランドマーク。今回はワールドインポートマートビルの屋上にある「サンシャイン水族館」を訪ねました。
本館1階の中央にある大水槽「サンシャインラグーン」は、白砂の海底と青い海が織り成す水量約240トンの大水槽。砂の上を泳ぐ巨大なエイや、岩間に住むウツボ、悠々と泳ぐ大小の魚たちを鑑賞できます。またサンシャイン水族館では、“いつもどこかで、何かが起きている水族館!”をテーマに「いきものディスカバリー」を実施中。館内のどこかで給餌の様子を見られたり、生き物の豆知識の解説があったり、新たな発見に出会えます。
「海月空感(くらげくうかん)」では、日本最大級約14mの横幅をもつ「クラゲパノラマ」や、触手が美しいシーネットルの仲間が暮らす「クラゲスクリーン」など6つの水槽を展示し、クラゲの魅力を伝えています。
屋外エリア「マリンガーデン」は椰子の木々が茂る南国のような空中庭園。明るく開放的な空間でペンギンやカワウソ、アシカなど海の生き物たちが過ごしています。
一番のみどころは横幅12mという巨大な水槽「天空のペンギン」です。正面から頭上にかけて配置されたこちらの水槽では、前方には池袋のビル群を背景に泳ぐペンギンが、頭上には自由に泳ぐペンギンたちの姿が見られる不思議な構造。波の音や海中の泡の音のBGMを聴きながら、水中にいる気持ちで癒やされましょう。
ケープペンギンが棲む南アフリカ・ケープタウンをイメージした「草原のペンギン」水槽では、ケープペンギンたちが本来の姿で仲よく暮らしています。
健康管理もばっちり♪1日数回実施のアシカのトレーニング
パフォーマンスステージではアシカのトレーニングを行っていました。逆立ちしたり鼻の上にボールをのせてバランスをとったり見事な技に拍手喝采。「いきものディスカバリー」の取り組みの一つとして不定期に実施しているため、出会えたらラッキー!
ステージではアシカの健康管理のため歯磨きしたり、体重を測ることも。飼育スタッフさんとアシカの信頼関係や愛情を感じられます。
庭園を歩いているようですが、上部に水槽の「天空パス」が設置され、見上げるとモモイロペリカンの姿が。陽射しを浴びて水面がきらきらと輝き、モモイロペリカンが日光浴をしています。
「ショップ アクアポケット」ではオリジナル商品をはじめ、海などの生き物にちなんだ多彩な商品を販売しています。こちらは飼育スタッフさん監修のもと、体の質感にもこだわった「ケープペンギン赤ちゃんぬいぐるみ」。
「アイスボックスクッキー カワウソ」10個入り540円。カワウソのパッケージから次から次へとカワウソクッキーが出てきます。
オリジナルの「クラゲグミゼリー」486円はいちご、みかん、パイン、マスカットの4種類入り。
サンシャイン水族館では普段見られないバックヤードに潜入できる「探検ガイドツアー」(所要約40分、1人1000円)を1日2回(土・日曜は3回)開催しています。飼育スタッフの方のエピソードを聞きながら「なるほど!」と感心することうけあい。実際のツアーの様子は動画をご覧ください。
サンシャイン水族館 (さんしゃいんすいぞくかん)
住所:豊島区東池袋3-1サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
電話:03-3989-3466
料金:2600円〜
時間:10時〜19時(秋・冬は〜18時)最終入場は30分前まで。土・日曜、祝日、特定日は要事前予約。詳細は公式サイトを要確認
休み:不定休
サンシャイン60展望台 てんぼうパーク
360度のパノラマを眺める緑いっぱいの空の公園
サンシャインシティの中核を担う「サンシャイン60ビル」は高さ239.7m、地上60階の超高層ビル。最上階に広がる「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」では、池袋の街並みや東京タワー、東京スカイツリー®など360度のパノラマを眺望できます。
一角にある「てんぼうパークCAFE」は屋外の景色を楽しみながら、オリジナルのフードメニューやドリンクを楽しめる場所。「てんくうスムージー」880円はバナナをベースにスーパーフードのスピルリナで青空を表現。ホイップクリームにはカラフルな「おいり」をトッピングしています。「てんぼうの丘ラテ」750円は、館内に広がるてんぼうの丘エリアの芝生をイメージした抹茶ラテで、黒蜜とわらび餅入り。
「濃厚バナナとチョコレートパフェ」950円。シリアルの上にいちごとバニラのソフトクリームがのり、甘いカットバナナをトッピング。生クリームとホワイトチョコで雲を表現しています。
窓の外には青空と都心の景色。かわいいドリンクでひと息いれましょう。
「てんぼうの丘」には緑の植栽や青々とした人工芝が広がり、寝転んだり本を読んだり、大人も子どもも思い思いに過ごせる場所。窓枠ぎりぎりまで近づける撮影スポットでは、海抜251mのスリルを味わいながら記念写真が撮れます。
館内のどこで何ができるか、何が見えるかが一目で分かる「てんぼうパーク散策マップ」。
イベントスペースには期間限定で美術作家の植田志保さんの手によって生まれ変わったストリートピアノが設置されています。
サンシャイン60ビル最上階に造られた、雨の日も風の日も快適に過ごせる緑いっぱいの公園。フロア内にはハイハイスペースもあり、小さなお子さん連れの方も楽しそうに過ごしていました。「サンシャイン水族館」とセットになったお得な割引チケットもあるので、チェックしてみてくださいね。
サンシャイン60展望台 てんぼうパーク(さんしゃいんろくじゅうてんぼうだい てんぼうぱーく)
住所:豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル60階
電話:03-3989-3457
料金:入場700円〜(土・日曜、祝日は900円〜)
時間:11時〜21時(最終入場は20時、営業時間は季節によって変動あり)
休み:無休
RACINES FARM TO PARK
抜群の開放感♪青空とビル群を見上げる芝生でランチタイム
池袋の街中にある「南池袋公園」は鮮やかな緑の芝生が広がるプレイスポット。公園に隣接する「RACINES FARM TO PARK」では、さわやかな景色を前にモーニングからディナータイムまでのんびりカフェや食事を楽しめます。
店内では1000円デポジット(預かり金)で芝生用ラグを貸し出ししているので、晴れた日はぜひ、青空の下にラグを敷いてピクニックを楽しみましょう。
セルフサービスのため先に注文と支払いを済ませましょう。店内は天井が高く開放的な空間で、1階は木目調のインテリアが設けられたナチュラルな空間。2階には大きな本棚があり、自宅のリビングのようにくつろげます。
「FARM TO PARK(農家から公園へ)」という店名の通り、ここは「食を通じて生産者と消費者がつながる場所」。契約農家から届いた旬の野菜や果物を取り入れ、フレッシュなサラダやサンドイッチ、グリル料理など多彩なメニューを取り揃えています。
人気の「ブリスケットサンドイッチ」980円は、牛肩バラ肉のスモークがほろほろくずれるほどやわらかで、シャキシャキの玉ねぎがアクセントに。嬉しいナチョスはプラス300円で付けられます。
イギリスのソウルフード「フィッシュ&チップス」1100円はタルタルソースで味わいます。店内にはドーナツやアイスクリームを販売するコーナーがあり、旬のフルーツを使った季節限定のフレーバーも。
ドリンクでは瀬戸内レモンを使ったレモネードが一押し!
ドリンクの中では香川県のフジカワ果樹園から取り寄せた安心・安全な瀬戸内レモンを使用したレモネードがおすすめ。スタンダードレモネード(左)、ラベンダーレモネードなど3種類が揃い各650円。
5月中旬から7月中旬には冬芝から夏芝への切り替えのため芝生はお休みです。しっかり芝生が生え揃うまでは店内や屋外のテラス席で食事を楽しんでくださいね。
芝生ではのびのび遊ぶ子どもたちや、寝転んで本を読む人もいて、都会の真ん中とは思えないおだやかな光景が広がります。夜にはライトアップされて幻想的な雰囲気に一変。夜空の月やビルの明かりを眺めながら、こだわりのクラフトビールやカクテルを楽しめます。
RACINES FARM TO PARK (らしーぬ ふぁーむ とぅー ぱーく)
住所:豊島区南池袋2-21-1 豊島区南池袋公園内
電話:03-6907-0732
時間:モーニング8時〜11時、ランチ11時〜14時、カフェ14時〜17時、ディナー17時〜22時(土・日曜、祝日はモーニング9時〜11時、ブランチ11時〜17時、ディナー17時〜22時)
休み:年末年始
夜パフェ専門店モモブクロ
1日の締めくくりに味わいたい、アーティスティックな「夜パフェ」
お酒を飲んだ後に〆でパフェを食べる、札幌で生まれた「夜パフェ」文化を継承する店。撮影日には夕方の開店前からすでに行列ができ、お酒を飲まない人にも「夜パフェ」文化が浸透しているようです。
モモブクロでは約6種類前後のメニューが揃い、季節の素材を使うためすべてのパフェが期間限定。ジェラートやムース、コンフィチュールなどそれぞれのパーツの相性を大切に、オーダーが入ってからパティシエが丁寧に作り上げています。
「ピスタチオとチョコレート」単品1980円(左)はヴァローナ70%チョコレートとピスタチオのジェラート、ヘーゼルナッツクリームにほんのりアルコールが効いた大人のパフェ。「いけふくろうのとまり木」単品2580円(右)はごぼうチップの枝にとまったフクロウが印象的。真っ白なフクロウはホワイトチョコクリームで、中から濃厚なカフェモカジェラートが現れます。
真っ赤な薔薇が華やかな「林檎嬢」単品2480円。さわやかなリンゴソルベに竹炭マスカルポーネクリームと、軽くコンポートしたリンゴを花びらに見立てた薔薇の花をトッピング。グラスの中にはアルコールが効いたカルヴァドスとジンジャーエールのジュレを使っていますが、アルコールなしのオーダーも可能です。
セットで注文するとパフェ代+300円〜でドリンクが付いてお得。珈琲やソフトドリンクのほか、ワインやウイスキー、カクテルなどアルコールメニューも豊富に揃っています。
メニューにはかわいいモモンガのイラストが。店名の由来は北海道の「エゾモモンガ」+「池袋」でモモブクロなのだそうです。
1日頑張った自分へのご褒美に、隠れ家のような空間で芸術的なパフェを五感で味わう。そんな贅沢な時間を過ごしてみてくださいね。
夜パフェ専門店モモブクロ (よるぱふぇせんもんてんももぶくろ)
住所:豊島区西池袋1-40-5 名取ビルB1階
電話:03-6914-1839
時間:17時〜24時(金曜・祝前日は17時〜25時、土曜は15時〜25時、日曜・祝日は15時〜24時)
休み:無休
ホテルメトロポリタン
宿泊スタッフ
ホテルメトロポリタン
宿泊スタッフ
ホテルメトロポリタン
街から都市へ、都市から街へ—。池袋駅から徒歩3分と絶好のロケーションを誇るメトロポリタンは、都市とあなたを繋ぎ、質の高いサービスで旅先でのやすらぎの時間をお届けいたします。
そして、泊まらなくても立ち寄る楽しみを。特別なひとときに、毎日の暮らしにご活用ください。
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※本掲載データは、2025年3月現在のものです。掲載後料金、営業時間、定休日、メニュー等営業内容が変更になることや、臨時休業で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、お出かけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。なお、当サイトに掲載された内容による損害等は、弊社では補償いたしかねますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。
※掲載料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。店内飲食・テイクアウトの扱いがあるものについては原則、記事内容に沿って表記しています。各種料金は変更されることがありますので、ご利用の際はご注意ください。
※定休日は、各掲載施設店舗からの指定があった場合を除いて、原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウイーク・臨時休業を省略しています。
※掲載の利用時間は、特記以外原則として開店(館)~閉店(館)時間です。ラストオーダーや入店(館)時間は通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。
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