吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」
歴史を学んで利き酒も愉しめる酒ミュージアムへようこそ
新潟県長岡市は江戸時代から城下町として栄えた町。JR長岡駅からほど近い摂田屋エリアには、明治・大正時代の味噌、醤油、酒蔵が多く残り「発酵・醸造のまち」として知られています。
今回は摂田屋にある蔵元「吉乃川」敷地内の酒ミュージアム「醸蔵(じょうぐら)」を訪ねました。
酒ミュージアム「醸蔵」は知って、飲んで、買える「発酵のまちの交流拠点」。建物はかつて酒の瓶詰め作業を行っていた築約100年の倉庫を改装したもの。誰でも気軽に入館できます。
館内では映像やデジタル技術を用いて酒造りの技術や歴史を紹介。昔使われていた酒造りの道具や、歴代のラベルがずらりと並んでいます。
「酒造り体験ゲーム」に挑戦して、吉乃川の酒造りをバーチャル体験!
館内の一角には吉乃川初のクラフトビール「摂田屋クラフト」の醸造場を併設していて、ガラス越しに見学できます。
代表銘柄や限定酒まで、楽しく飲み比べ
おしゃれなカウンターで日本酒を楽しめる「SAKEバー」。代表銘柄の「極上吉乃川」や新ブランドの「みなも」など、試飲は1品400円〜。ここでしか買えない「醸蔵生原酒」550円、当てるといいことがある?「利酒チャレンジ4種」1000円も。
「極上吉乃川オススメ3種飲み比べ」800円。
鮭のテリーヌ風ラスク550円、あぶらげ&ふきみそ500円など、日本酒にぴったりのつまみがほぼワンコインで揃っています。
代表銘柄である「極上吉乃川」シリーズ。吟醸・特別純米・純米吟醸の小瓶がセットになった「3種類飲み比べセット」2365円はおみやげに好評です。
“食との相性を楽しむ”ことをコンセプトにした「PAIR(ペア)」シリーズ。大吟醸酒と純米酒「PAIR2種セット」1342円は、洋食にも合うスタイリッシュなお酒。
伝統を継承しつつ、時代に合わせて進化を続ける吉乃川。季節によって「お試し酒フェス」や「日本酒の日イベント」など多彩な催しが行われ、幅広い日本酒の楽しみ方を体感できます。
吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」 (よしのがわ さけみゅーじあむ「じょうぐら」)
住所:新潟県長岡市摂田屋4-8-12
電話:0258-77-9910
料金:入館無料(試飲など有料のものもあり)
時間:9時30分〜16時30分(SAKEバーは16時LO)
休み:火曜(祝日の場合は水曜)、年末年始
*商品の価格は取材当時のものです。
江口だんご摂田屋店
摂田屋の蔵元とコラボした新しい和スイーツを堪能
明治35年の創業以来、長岡で愛されている「江口だんご」。
令和4年には江戸時代の古民家を改装した摂田屋店がオープンし、蔵の街ならではの和スイーツを楽しむことができます。
写真は摂田屋だんごセット900円。みたらし焼きたてだんごに、よもぎ団子、野菜粕漬け、さらに煎茶またはほうじ茶付き。
大人気の「フルーツプリンパフェ」1300円は、レトロなパフェグラスの中に抹茶アイスと粒餡、上にはちょっと固めのプリンとガンジーソフトクリーム、キウイ、シャンマスカットなどがてんこ盛り(季節によってフルーツは変更あり)。
ちなみに「ガンジーソフトクリーム」とは日本に300頭しかいない加瀬牧場のガンジー牛のミルクから作った希少なもので、なめらかでとても濃厚な味わい。
クラシックな趣の店内にはテーブル席とソファをしつらえています。日本庭園を眺めながら午後のひと時を過ごしましょう。
古民家の頃の柱や梁、棚などを生かして改築した和風情緒あふれる店内。ショップでは摂田屋にある醸造蔵の発酵食品を使った「蔵元菓子」を販売しています。
屋外には日本庭園が広がり、四季折々の草花が訪れる人の目を楽しませてくれます。
店内の一角ではお団子の実演販売を行い、テイクアウトもできます。香ばしい「みたらしだんご」は2本200円。
摂田屋にある醸造蔵の素材と和菓子を組み合わせ、新しい和スイーツを創造する江口だんご。季節によっては自慢のみたらしを使った「みたらしミルクかき氷」など、オリジナリティあふれるメニューも楽しめるそうですよ。
江口だんご摂田屋店 (えぐちだんごせったやてん)
住所:新潟県長岡市摂田屋4-8-28
電話:0258-39-9173
時間:喫茶は10時〜17時LO、販売は9時30分〜18時
休み:火曜
旧機那サフラン酒製造本舗
明治・大正時代建築の蔵を摂田屋の交流拠点として再生
明治から昭和にかけて製造販売された「機那サフラン酒」は、かつて養命酒と二分するほど人気だった薬用酒です。「旧機那サフラン酒製造本舗」には、創業者である吉澤仁太郎の屋敷や蔵など十棟の建造物が残り、摂田屋のシンボルになっています。
敷地内にある米蔵は、2020年に「摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵」としてリニューアル。地元食材を味わえるカフェや、地域の特産品を販売するコーナーがあり、地域の人々や観光客の交流拠点になっています。
館内に併設するカフェ「おむすびと汁と茶 6SUBI(ムスビ)」では、新潟の素材や地元の発酵食品を使った種類豊富なおむすびを販売しています。
「お!トマト味噌」300円はトマトの酸味と味噌の旨みがマッチ。ほかにも「辛子茄子クリームチーズ」350円、地元星野本店の味噌漬けきざみを使った「ツナマヨ」300円など、食べてみたくなるものばかり。
「発酵体験味噌汁BAR」1人600円では地場産の味噌や出汁醤油など、好きなものをセルフサービスで何杯でも味わえます。
ネギとワカメを入れ、好みの味噌を選んでスプーンで一杯。お湯を注いで完成です!いろいろな味噌をブレンドして味比べしてみましょう。
おむすびとお味噌汁でおやつタイム。テイクアウトにはおむすび2種類、発酵おかず、摂田屋醤油の鶏から、旬野菜の卵焼きが付く「おまかせおむすび弁当」850円もおすすめですよ。
天井が高く開放的な空間では、毎月アート作品の展覧会やコンサート、ワークショップなど多彩なイベントを開催しています。
一世を風靡した「サフラン酒」を試飲してみよう
こちらが「サフラン酒」300ml935円。現在は新潟銘醸が吉澤家相伝の製法を受け継ぎ、サフランや桂皮、丁子などを使って造られています。200円で試飲もできますよ。
新潟市にある秋葉硝子の作品も展示販売していました。「宇宙のたまご」1個2500円。硝子のなかに銀河を閉じ込めた作品で、オブジェやペーパーウェイトに。
摂田屋は太平洋戦争での長岡空襲でも被害が少なかったことから、歴史ある貴重な建造物が現存します。
「旧機那サフラン酒製造本舗」の敷地内にある「鏝絵蔵」もその一つ。十二支をはじめとする17種の動物・霊獣・九種の植物が極彩色で描かれ、その美しさは「鏝絵日本一」と称賛されるほど。ほかにもみどころがたくさんあるので、摂田町散策の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
旧機那サフラン酒製造本舗 (きゅうきなさふらんしゅせいぞうほんぽ)
住所:新潟県長岡市摂田屋4-6-33
電話:0258-86-8545(ミライ発酵本舗株式会社)
料金:入館無料
時間:9時〜17時
休み:火曜(祝日の場合は翌日休館)
浪花屋製菓 直売所
うっかりから誕生した、国民的米菓「柿の種」発祥の地へ
誰もが知ってる米菓・柿の種、その元祖が浪花屋製菓です。大正12年(1923年)、当時せんべいは薄くスライスした餅を重ね、小判形の金型で切り抜いて作っていました。ところが創業者の妻がうっかり金型を踏み潰し、歪んだ小判形のあられになってしまったのだとか。その形が柿の種に似ていることから「柿の種」と名付けられたそうです。
2024年10月、柿の種誕生100周年を記念して浪花屋製菓本社敷地内に「柿の種発祥の地」をオープン。柿の種誕生秘話や製造工程を学ぶだけでなく、各種柿の種のショッピングも楽しめます。
柿の種の金型のレプリカや、昭和40年代のCMの絵コンテなどを展示して浪花屋製菓の歴史を紹介。
「元祖柿の種」のパッケージにも描かれているレトロな壁紙を背景に、記念写真も撮れますよ。
新しいフレーバーや超お得な限定商品は要チェック
元祖柿の種1缶1300円はレトロな缶の中に小袋に入った柿の種が12袋入り、おみやげにも便利です。自宅用には直売店限定「お徳用柿の種」1袋500円もおすすめ。
柿の種をチョコレートでコーティングした「柿チョコ」は、今や定番の「柿の種」と並ぶほどの人気です。柿チョコ、ホワイト、カフェラテ、いちごの4種類があり1袋280円。
新潟Tシャツ委員会とコラボした「元祖柿の種Tシャツ」3520円など柿の種グッズも販売しています。
敷地内には柿の種誕生のきっかけとなった失敗にあやかり“失敗を成功に変える神様”を祀る「柿の種神社」が鎮座しています。成功を祈って、柿の種パワーをもらって帰りましょう。
浪花屋製菓 直売所 (なにわやせいか ちょくばいじょ)
住所:新潟県長岡市摂田屋町2680
電話:0258-86-7033
料金:入館無料
時間:10時〜16時(季節により変動あり)
休み:土・日曜
ラーメンいちまる
飲んだ後の〆にもぴったり。生姜が香る「長岡生姜醤油ラーメン」
新潟5大ラーメンの一つ「長岡生姜醤油ラーメン」を食べられるとあって、駅前通りにある「ラーメン居酒屋いちまる」を訪ねました。店内にはテーブル席と小上がりがあり、先に食券を購入してから着席するシステムです。
わくわくして待っていると、看板メニューの「越後長岡生姜醤油ラーメン」850円が運ばれてきました。澄んだ醤油スープにほのかに生姜の香りが漂い、あっさりとして後を引く味。もちもちとした麺がスープによくからみます。
雪国を思わせる背脂たっぷりの「燕ホワイト」
こちらも人気の「燕ホワイト」1000円。新潟5大ラーメンの一つ「三条・燕系ラーメン」を豚骨スープで独自にアレンジ。豚骨スープの中に煮干しや鰹節など魚介のダシが効いていて、豚の背脂によって濃厚な味わいが楽しめます。
新潟を代表するラーメンをいただきます。燕ホワイトには濃厚坦々麺の「燕レッド」、濃厚カレー坦々麺の「燕イエロー」などアレンジもいろいろ。
JR長岡駅東口から徒歩3分、黄色い看板が目印です。居酒屋さんでもあり、牛ホルモン焼きや餃子など気軽に味わえる一品料理も揃っています。お酒を楽しんだあとの〆の一杯に、ラーメンを味わうのもいいですね。
ラーメンいちまる (らーめんいちまる)
住所:新潟県長岡市台町1-8-20 林ビル1階
電話:0258-94-5453
時間:11時〜14時30分、17時〜23時
休み:日曜、3月21日
CoCoLo長岡
なんでも揃う駅ビルで、地元で愛される和洋菓子をお土産に
「JR東日本ホテルメッツ 長岡」から連絡通路で繋がっている「CoCoLo長岡」は、ファッションや雑貨、食料品店のほかグルメスポットを備える複合ビル。1階の「越後のれん街」でお土産を探しましょう。
「越後のれん街」には長岡市を中心に新潟や柏崎の県内老舗和洋菓子7店舗が出店しています。
越乃雪本舗大和屋の「文のたね」378円はゆず、ミント、いちごの3種類。ボトルの中に入った「ゆかり」はあられを芯にした金平糖のような干菓子です。食べずに飾っておきたくなる美しさ。
本物みたいな「あまい おはじき」891円は砂糖に少量の水飴を加えて煮詰め、冷ましてから細工をした飴細工。口に入れるとやさしい甘味が広がります。
その場で食べたくなる、ふわふわの西盛屋特製どら焼き
「西盛屋」の「どら焼き」は、つぶ餡をはじめ、チーズ、バターつぶ餡、ラムレーズンなどの種類があり各216円。
一番人気のチーズはバタークリームの中に角切りのナチュラルチーズが入っていて、チーズの食感とほのかな塩味がアクセントになっています。
ほかにも最上屋、司生林堂、紅屋重正、大阪屋、江口だんごの選りすぐりの銘菓が並んでいます。
「越後のれん街」はいろいろな名店のお菓子を一度に購入できるのがいいところ。地元の人々にも愛される銘菓から、お気に入りを探してみてくださいね。
CoCoLo長岡(こころながおか)
住所:新潟県長岡市城内町1-611-1
電話:0258-36-7770
時間:店舗により異なる
休み:休館日あり
越後のれん街(えちごのれんがい)
電話:0258-36-1304
時間:10時〜19時30分
JR東日本ホテルメッツ 長岡
アート作品と工芸品に囲まれ、長岡の文化や風土を体感
「長岡花火」「信濃川」「稚児長岡百景」など、長岡の歴史や自然、文化をデザインに取り入れた和風モダンな宿。客室はシングル、ツインなど6タイプが揃い、各部屋に個別空調やシモンズ社製の上質なベッド、マイナスイオン水を導入しています。
写真は40.1㎡とゆとりの広さの721のスーペリアツイン。
床のカーペットは信濃川の流れを表現し、壁にはナイアガラ花火をイメージした華やかなアクセントクロスをあしらっています。
スーペリアツインにはベッドルームとリビングを備えています。テレビとソファのある空間で食事をしたり夜更けまでおしゃべりしたり、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
スーペリアツインには清潔感あふれる洗面台と洗い場付きのバスルームを完備。
各フロアの廊下には花火と水紋がデザインされたモノトーンのカーペットが続きます。
スタイリッシュなフロントロビーでフリードリンクを
3階のフロントロビーは挽きたてのコーヒーを楽しみながらくつろげるスペース。ギャラリーのような空間には長岡の伝統工芸品や地元の特産品を展示し、地域の魅力を発信しています。
フロントロビーの壁には版画家・吉田志麻さんの『華麗なる信濃川』、『復興祈願花火フェニックス』という2つの作品が飾られ、長岡の自然や風物詩を色彩豊かに表現しています。1階にも『長岡越後百景 春夏秋冬』という作品があるので、館内でアート作品めぐりをするのもいいですね。
城下町として栄えた長岡には伝統ある和菓子店が多く、数々の銘菓が生まれました。工芸品のなかには長岡の老舗和菓子店で使われていた菓子木型も見られます。
アメニティーコーナーでは紅茶、緑茶などのティーバッグのほか、化粧水や乳液、クレンジングなどがずらり。少ない荷物で来ても安心です。
JR長岡駅から東口連絡通路を歩けばホテルまで1分!駅ビルの「CoCoLo長岡」にも通じていて、駅ビル内1階にあるPRONTOではトーストやオムレツなどモーニングセットを味わえます。ほかにも郷土料理店やカフェ、お弁当を買えるショップもあるので、多彩なグルメを楽しめますよ。
JR東日本ホテルメッツ 長岡 (じぇいあーるひがしにほんほてるめっつ ながおか)
住所:新潟県長岡市台町2-4-9
電話:0258-30-5800
チェックイン:15時
チェックアウト:11時
料金:公式サイトよりご確認ください
彌彦神社
話題のドラマのロケ地にもなった、新潟県屈指のパワースポット
2400年前の創建と伝わり、越後一宮として信仰を集めてきた彌彦神社。地元では「おやひこさま」とよばれ親しまれています。御祭神は天照大神の曾孫にあたる天香山命(あめのかごやまのみこと)で、越後の住民に稲作をはじめ、漁業・製塩・酒造などの技術を伝えたといわれています。
一の鳥居で一礼してから表参道へ。ここから先は深い木々に囲まれた表参道が続き、神聖な空気に満ちています。
表参道の途中に石橋があり、橋の下を御手洗川が流れています。かつて人々はこのせせらぎで手足を清め、それから参拝したのだそうです。上流に見える朱塗りの端は神様が御渡りになる「玉の橋」。
現在の御本殿以下の社殿は明治末の焼失後、近代神社建築で有名な伊東忠太氏によって5年の歳月をかけて大正5年(1916年)に再建されたものです。
一般的に神社参拝の作法は「二礼二拍一礼」ですが、彌彦神社では「二礼四拍一礼」です。柏手を四回打って、心静かにお参りしましょう。
神社の背後にそびえる弥彦山山頂には天香山命とその妃神が祀られています。そのため縁結びにもご利益があり、授与所ではかわいい恋守も受けられます。
おみくじも引いて神様からのありがたいメッセージを受け取りました。
ドラマの舞台にもなった参道を歩く
彌彦神社はNHK朝の連続ドラマ『虎に翼』の撮影地でもあるんです。境内を歩いていると、ドラマの家庭裁判所・三条支部での数々のシーンが思い出されます。
こちらは石占いができる「重軽の石」。心の中で願い事を思いつつ持ち上げて、軽いと感じれば祈願は成就するのだとか。ホテルスタッフは「重いー!」と言いながらもなんとか持ち上げて大満足♪
広い境内には鹿苑や日本鶏舎、万葉の道などまだまだみどころがたくさんあります。緑豊かな境内をめぐり、心身を浄化していきましょう。
彌彦神社 (やひこじんじゃ)
住所:新潟県西蒲原弥彦村弥彦2887-2
電話:0256-94-2001
料金:参拝無料
時間:境内自由(授与所は8時30分〜16時)
寺泊魚の市場通り
全国の海産物が集まる「魚のアメ横」で食べ歩きを満喫
寺泊は長岡市の日本海に面した場所にあり、古くから北前船の寄港地として栄えた港町。海岸線を走る国道402号沿いには海産物市場が連なり、通称「魚のアメ横」とよばれています。
通り沿いには十数軒の店が並び、看板も色とりどりで個性的。まずは巨大なカニが目を引く「カニの金八 寺泊浜焼センター」へ。
創業昭和5年の「カニの金八 寺泊浜焼センター」は浜焼きの元祖だそう。店先にも香ばしく焼かれたエビ、イカ、ホタテなどたくさんの魚介が並びます。
その場で炙っているから醤油のいい香りがたまらない〜。
こちらは大粒のほたて串。
魚介の浜焼きだけでなく、豚串や焼鶏も揃っています。魚も肉もいろいろと味わえるのが嬉しいですね。
悩んだ末に購入したのが鮎、赤魚、ホタテ、のどぐろなど。なかにはワンコインで購入できるものもあり、漁港ならではの鮮度と価格で味わえます。
お店の横にはイートインスペースがあるので、ゆっくり食べ比べをしたい方はこちらにどうぞ。
港町をイメージして作られたフォトジェニックなスイーツ
店内ではスイーツも販売していました。「しおさいソフト」(左)650円は、海の町寺泊をイメージしたブルーのソーダゼリーとカルピスゼリーの上に、なめらかな口溶けの牛乳ソフトを。「おいもソフト」550円はソフトクリームに焼き芋ペーストと自家製カラメルソースをトッピングした秋限定の商品です。
春はいちご大福ソフト、夏は塩レモンパフェなど旬のフルーツを使ったスイーツも登場するそうです。
魚介の傍で販売していたのは新潟名物「笹だんご」1個150円。
「寺泊魚の市場通り」の店舗では水揚げされたばかりの魚介や、刺身、加工品を販売するだけでなく、定食や丼を味わえる食事処もたくさん。活気あふれる市場通りで海の幸を満喫できます。
寺泊魚の市場通り (てらどまりさかなのいちばどおり)
住所:新潟県長岡市寺泊下荒
電話:0258-75-3363(寺泊観光協会)
時間:8時30分〜17時(日曜日は8時〜)
休み:無休(冬季は店舗により休業日あり)
長岡市寺泊水族博物館
小さな仲間たちが繰り広げる、ほのぼのとした水中の世界
日本海にぽっかりと浮かぶお城のように見える不思議な水族館。八角形3階建ての建物には日本海をはじめ、世界各地から集まった約300種、1万点の魚たちが暮らしています。
正面玄関を入るとすぐに見えてくるのは「海水温帯大水槽」。アカウミガメとアオウミガメが元気に迎えてくれます。
「大回遊水槽」ではシマアジやイシガキダイなどが群を成して泳いでいます。1日数回ダイバーによる「餌付けショー」も行われ、群がる魚たちにも注目です。
丸い水槽が並ぶ「海水熱帯水槽」には色とりどりの熱帯魚が泳いでいます。
ゆらゆらと揺れる触手が花のように見えるムラサキハナギンチャク。
水上の餌を撃ち落とす!テッポウウオの技は必見
こちらは水族館の名物「テッポウウオの餌取り射撃ショー」。テッポウオが口から水を飛ばし、水上にあるエサを落として食べる様子を間近に見られます。ショーの様子はぜひ動画でご覧ください。
2階の「ペンギン広場」で暮らしているのは南米に生息するマゼランペンギン。プールに飛び込んだり水辺で休んだり、ほのぼのとした姿に癒やされます。
こんなに近くでペンギンを見られます。水の中から「こんにちは♪」
ペンギン広場の一角には望遠鏡があり、天気がいい日には佐渡島を一望できるそうです。
ポストカードのようなウミガメ形のパンフレット(館内図)。来館の思い出に大切に持ち帰りましょう。
天気がいい日には屋外を散歩するリクガメにも会えますよ。
水中の生物たちの意外な生態を知り、より身近に感じられる場所。不定期でバックヤードツアーやふれあい教室などイベントも開催しています。
長岡市寺泊水族博物館 (ながおかしてらどまりすいぞくはくぶつかん)
住所:新潟県長岡市寺泊花立9353-158
電話:0258-75-4936
料金:入館700円
時間:9時〜16時30分(最終入館16時)
休み:不定休
道の駅ながおか花火館
長岡の風物詩「長岡花火」を一年中体感できる場所
毎年8月に開催される「長岡まつり大花火大会」は、長岡空襲の犠牲者への慰霊と長岡の復興を願って始められた歴史ある花火。毎年、国内外から多くの方が訪れ日本三大花火の一つにも数えられています。
「道の駅ながおか花火館」は、大迫力の音と映像で実際の「長岡花火」を臨場感たっぷりに体感できるドームシアターや展示室を備え、通年で「長岡花火」を体感できるスポットです。
「長岡花火ミュージアム」の展示室では原寸大の花火玉や花火筒を展示し、長岡花火の歴史を紹介。幅15m、高さ6mの大ビジョンでは、スクリーンの前で腕を振り上げると花火が打ち上がり、その花火の数を競う「チーム対抗花火早打り競争」など、3種類のゲームを楽しく体を動かしながら体験できます。
併設する「ながおかkitchenフードコート」では長岡の名店やスイーツ店など10店舗が集結。
今回は阿部幸製菓が展開する「新潟ちゃんぽん たねや」のちゃんぽんをいただきました。「赤ちゃんぽん」980円は秘伝の旨辛辣油がきいたピリ辛スープに、新潟産米粉から作ったつるつるの麺。アサリ、イカ、エビなど具だくさんでかなりのボリュームです。
「白ちゃんぽん」900円は濃厚な豚骨スープと野菜や魚介のだしが調和して、具材の旨みが一杯に凝縮されています。お好みで味玉や白ネギ各100円などトッピングもできますよ。
甘いものを食べたいときは「マルマリ・カフェ」へ。「和風まるまりグリーン」(左)650円はホイップクリーム・抹茶パウダーと抹茶ソース、白玉の組み合わせ。
花火をモチーフにして作られた「長岡花火ソフトクリーム」(右)450円は濃厚なバニラソフトに花火のチョコとパチパチキャンディーをトッピングしています。
フードコートの照明も実際に打ち上がる「長岡花火」がモチーフ。ラーメンやカレー、おにぎりなど多彩なグルメを楽しめます。
長岡花火にちなんだ限定商品に注目です
敷地内にある「越後長岡御貢屋」は越後・長岡の名品を取り揃えたショップ。花火が焼印された「長岡花火どらやき」200円など、ここでしか買えない限定商品が見つかりますよ。
醸造蔵をイメージした御貢蔵(低音貯蔵庫)を設置し、常に16蔵元の日本酒をはじめ県内の蔵元の日本酒やワインを取り揃えています。
併設の地酒BAR「越乃酒御唎処」では16の酒蔵と県内の酒蔵の日本酒を利き酒(おちょこ5杯分1000円)ができるので、フレッシュな香りと味を楽しみましょう。
お福正宗「純米吟醸 長岡花火」300㎖1102円は長岡花火2024年デザインの化粧箱付き。ワンカップの180㎖462円も人気です。
越後御貢屋オリジナルの「金の花火」540円は北海道産の甜菜糖と沖縄産の黒糖を使い、極限まで薄く伸ばしてつくりあげたキャンディー。サクサクっとした食感でいくつでも食べられそう。
新商品の「長岡花火玉グミ」1480円は実際に花火に使われいているのと同じ玉皮を使用し、中にはグレープ味のグミが入っています。食べた後もレプリカとして部屋に飾れるすぐれもの。
道の駅ながおか花火館 (みちのえきながおかはなびかん)
住所:新潟県長岡市喜多町707
電話:0258-86-7766
時間:施設により異なる
休み:12月31日〜1月2日、年2回の施設点検日、一部店舗で年末年始に臨時営業を実施
長岡花火ミュージアム (ながおかはなびみゅーじあむ)
時間:10時〜17時30分
休み:12〜3月の水曜(祝日の場合は翌日)
ながおかkitchenフードコート (ながおかきっちんふーどこーと)
時間:10時30分〜18時
休み:12〜3月の水曜(祝日の場合は翌日)
越後長岡御貢屋 (えちごながおかおみつぎや)
時間:10時〜17時30分
休み:不定休
JR東日本ホテルメッツ新潟
宿泊スタッフ
JR東日本ホテルメッツ新潟
宿泊スタッフ
JR東日本ホテルメッツ 長岡
JR長岡駅東口連絡通路から1分のホテルメッツ長岡は、好立地と充実設備でシティホテル並みのグレードをリーズナブルな料金で提供しています。
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※掲載の利用時間は、特記以外原則として開店(館)~閉店(館)時間です。ラストオーダーや入店(館)時間は通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。
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