豊島屋本店
レトロかわいい、本店限定の鳩グッズが見逃せない
鎌倉のおみやげの定番といえば、やっぱり「鳩サブレー」。明治27年(1894)に創業した豊島屋さんの初代が考案した、鳩の形をしたサブレー。若宮大路沿の豊島屋 本店では、季節のお菓子やオリジナルグッズもあると聞いて立ち寄りました。
入口の外壁に飾られた鳩のエンブレムと、おなじみの黄色の手提げ袋を持って記念撮影です♪
1階では鳩サブレーを販売しています。バターたっぷりでサクサクっとした食感がたまらない鳩サブレー。コロッとしたキュートな鳩のフォルムもかわいい。
缶入りや箱入りは贈答品にもいいけれど、お散歩途中には手提げ入りがおすすめ! レトロなパッケージで、中には鳩サブレーが5枚入っています。
どうやって使うの?想像するのが楽しい鳩これくしょん
売り場の一角には豊島屋オリジナル「鳩これくしょん」のコーナーがあります。レトロデザインの鳩モチーフグッズをはじめ、「鳩サブロー」や「鳩兵衛」など、オリジナルキャラクターの文具や雑貨もずらり。4代目の社長が企画から携わっている鳩これくしょんは、今では30種類以上もあるそうですよ。
“集塵力の変わらないただ一つの手動式クリーナー”「hatoson810」。パタパタとせわしく走る鳩兵衛が、しっかりとケシカスを掃除してくれます。思わずふふっと笑ってしまう一品。
鳩サブレーをリアルに再現した「鳩けし」。見た目も素材感も、消しゴムとは思えないほどのクオリテイです。鳩を割ると中には紅白の鳩が向かい合わせに入っていて、とってもおめでたい気分に♪
豊島屋 本店(としまや ほんてん)
住所:鎌倉市小町2-11-19
TEL:0467-25-0810
営業時間:9:00〜19:00
定休日:水曜
鎌倉彫会館
伝統工芸品の素晴らしさをカフェで体感できます
鎌倉彫会館は伝統工芸の鎌倉彫を紹介するスポットですが、ギャラリーの傍におしゃれなカフェ「倶利」があるのをご存知でしたか?洗練されたインテリアが配され、鎌倉彫の器で食事やコーヒーを楽しめます。職人技が光る逸品に囲まれて、大人のランチを楽しみましょう。
カフェ「倶利」が提案するのは鎌倉彫のある暮らし。お盆や器、お箸など、漆器をさりげなくふだん使いする。そんな贅沢な体験ができます。
鎌倉彫が料理をひきたてる、身体にやさしいメニュー
こちらは精進料理の刻御膳2000円。丁寧にひいた精進出汁をベースに、ふんわり口どけよく仕立てた高野豆腐と鎌倉野菜、さらに野菜のおひたし、根菜具だくさんのけんちん汁が付いて、野菜の甘みや食感、やさしい出汁の味わいを堪能できます。
湘南ふすま胡麻だれ和え麺2000円。麺には湘南産の小麦粉ふすまを練りこみ、ビタミンやミネラルなど栄養が豊富な身体にうれしいメニューです。朱塗りの鎌倉彫の器に野菜の彩りが映えてきれい。
甘味のおすすめは、オリジナルパウンドケーキとオレンジピールほか小菓子を盛り込んだ倶利スイーツ膳。香り高い倶利コーヒーには、季節のパウンドケーキや倶利オリジナルプリンがよく合います。
3階の鎌倉彫資料館では室町時代から現代までの貴重な鎌倉彫の作品を展示しています。長い年月を経ても色褪せない艶やかな質感に驚かされます(常設展入館300円)。
鎌倉彫会館 カフェ&ショップ「倶利」 (かまくらぼりかいかん カフェアンドしょっぷ「ぐり」)
住所:鎌倉市小町2-15-13
TEL:0467-33-5751
営業時間:11時30〜15時30分(ショップは9時15分〜17時、無休)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日、ほか臨時休業、年末年始・夏季休業あり)
※新型コロナウィルスの影響で開館日時が変更になっている場合があります。ご利用の前に、公式サイト、およびFacebookをご確認下さい。
鎌倉きもの小町
艶やかな和装に身を包み、歴史ある鎌倉をそぞろ歩き
鎌倉駅からほど近い場所にある鎌倉きもの小町では、手頃な価格で素敵な着物がレンタルできます。お店には1000着以上の着物が揃い、好みの素材や色柄から選ぶことができます。鎌倉の街中や江ノ島を着物姿で散策なんて、ちょっと鎌倉通になった気分です。
スタッフのアドバイスを参考に、素敵な着物を選びましょう
受付が終わったら、プランに合わせて着物と草履、小物を選びます。「これもいいし、あれもいいし…」と悩んでいると、スタッフの方がプロの目線でアドバイスしてくれました。素材や色合いの組み合わせで、モダンな感じになったり、レトロになったりと、まったく印象が変わるから不思議です。
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美しくディスプレイされていて帯と帯締めは、まるで芸術品のよう。
実際に組み合わせを見て、着付けた姿を想像しやすいように工夫されています。大胆な図柄の帯はモダンな着物に似合いそう。
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着付けにかかる時間はだいたい30分ほど。着付けの後はヘアメイクもしてもらえます。スタッフの方にていねいにセットしていただいて、いつもとは違う自分に変身。艶やかな着物に身を包み、身が引き締まる気分です。
着物姿でお寺や神社に出かけたら、閉店時間(17時30分ごろ)までに着物を返却します。鎌倉デート用のカップルプラン、夏の花火鑑賞の際には浴衣プランなど、さまざまな旅のスタイルに合わせて着物をレンタルできるのが魅力です。
オリジナルのハート型の絵馬もとっても可愛い。
鎌倉きもの小町(かまくらきものこまち)
住所:鎌倉市雪ノ下1-6-4
TEL:0467-405-769
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
えびす屋鎌倉店
古都の街を人力車に乗って優雅に巡りましょう
人力車にのって鎌倉の市内巡りへ出かけましょう。えびす屋さんでは二ノ鳥居からスタートするコースをはじめ、3つの周遊コースが楽しめます。裏手にある小さなお寺や鶴岡八幡宮、市内の見どころなど、鎌倉の細部まで知り尽くした俥夫さんと巡るとなんか特別感もありうれしいです。めぐりたいコースを伝えたら、いよいよ人力車の旅のはじまりです。
俥夫さんの細やかな心配りと知識に感激です
通常は鎌倉駅前や二ノ鳥居からのスタートですが、今回はホテルのエントランスに迎えに来てもらいました。人力車の座席が高いので、着物で上がるのは大変と思っていたら、俥夫さんがさりげなくサポートしてくれました。
道中、記念撮影ポイントを教えてくれたり、寺社の豆知識を教えてくれたり、俥夫さんとの会話も楽しくて、時間があっという間に過ぎてしまいます。コース内容によってはお寺や神社の中も案内してもらえるそうです。
人力車の心地よい揺れを感じながら、徒歩以上、自転車以下という絶妙なスピードで街中を進みます。
えびす屋鎌倉店(えびすやかまくらてん)
住所:鎌倉市雪ノ下1-12-3
TEL:0467-61-3344
料金:1名3000円〜、2名4000円〜
営業時間:9時30分〜日没(季節により変動あり)
定休日:無休
鎌倉文学館
バラの花に彩られた邸宅で、鎌倉文学にふれる
鮮やかな緑のアーチや古いトンネルを抜けると、庭園を前に立つ鎌倉文学館があります。国の登録有形文化財である旧前田侯爵家の別邸を利用した文学館です。建物内部はアール・デコ様式になっていて、鎌倉ゆかりの文学をテーマに、川端康成や夏目漱石ら、さまざまな文学者の作品や資料を展示しています。
文学館前の庭園でパッチリ。着物と洋館の組み合わせがとっても素敵です。
満開のバラと湘南の海・・・まるで絵画のような景色が広がります
文学館の庭園にはツツジの生垣と芝生が広がり、その奥にはバラ園があります。鎌倉ゆかりの名前がついた「鎌倉」「静の舞」といったバラなど、約200種250株のバラが植えられています。
この日は満開のバラとはいきませんでしたが、まだ数輪のバラがきれいに咲いていました。晴れた日には庭園の向こうに海も一望できますよ。
赤や黄色のバラの花が美しく映えます。春のバラは5月中旬から6月中旬、秋のバラは10月中旬から11月中旬ごろが見ごろです。
アール・デコ様式のクラシックな空間で貴重な品々を見学
文学館は玄関口で草履をぬいでの見学になります。歴史を感じるクラッシック空間の館内には、日本を代表する著名な作家の直筆原稿や著書など、貴重な資料が展示されています。
常設展示室にあるステンドグラス。精巧な細工が美しく、室内にやさしい光が注ぎます。ショップではステンドグラスをモチーフにしたブックマーカーなど、レトロデザインのグッズも販売しています。
鎌倉文学館(かまくらぶんがくかん)
住所:鎌倉市長谷1-5-3
TEL:0467-23-3911
料金:入館300〜500円
営業時間:9:00〜17:00(10〜2月は〜16:30)
定休日:月曜(祝日の場合は開館)、展示替え期間、5・6・11月は臨時開館あり
長谷寺(はせでら)
木造の観音様と絶景が楽しめるお花のお寺
天平8年(736)創建の古刹で、昔から「長谷観音」の名で親しまれています。高台の観音堂には本尊である十一面観音菩薩像が安置され、木造としては最大級を誇ります。緑豊かな境内には弁天窟、経蔵、阿弥陀如来堂などが点在するので、季節の草花を楽しみながら散策してみましょう。
山門の大きな提灯に思わず興奮してポーズ!
境内のいたるところで季節の花々が迎えてくれます
四季を通して花が楽しめるお寺として知られています。回遊式庭園には花しょうぶやハクモクレンなどが季節ごとに咲き、参道沿いでは紫陽花やボタンも参拝者の目を楽しませてくれます。
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1月にはイチョウやもみじが色づいて錦絵のような風景に。紅葉シーズンには鎌倉で唯一夜のライトアップも行われますよ。
見晴台から海を見渡してちょっとひと息
境内を奥まで進むと見晴台があります。ここは湘南の海と鎌倉の街を一望できる絶景スポット。きらきらと輝く海岸線を見ていると、散策の疲れも忘れてしまいます。椅子やテーブルもあるので、潮風を感じながら休憩しましょう。
景色も素敵だけど・・・おだんごも美味しい!!
見晴台の近くにある「お食事処 海光庵」では甘酒(冬季限定)や、名物の大吉だんごが購入できます。お食事メニューもおすすめです。精進料理を基にした「お寺のカレー」や「ベジタブルパスタ」など、肉や魚を使わないヴィーガンメニューが今風でとっても魅力的。もちろん店内からも由比ヶ浜のパノラマを眺望できますよ。
竹林の中の散策はとっても気持ちが良いです。
参道沿いに安置された「和み地蔵」。マスクをしている姿がほほえましい♪ほかにも三体連なる良縁地蔵があるので、お参りしながら探してみましょう。
長谷寺(はせでら)
住所:鎌倉市長谷3-11-2
電話番号:0467-22-6300
料金:入山400円
時間:8:00〜17:00(10〜2月は〜16:30分)
休み:無休
由比ヶ浜海岸
夕陽とともに刻々と表情が変わるビュースポットへ
由比ヶ浜海岸は、鎌倉の海水浴場として有名ですが、夕日が美しいスポットとしても知られています。鎌倉駅からは江ノ電に乗って長谷駅や由比ヶ浜駅で下車すれば、歩いて5分ほどの道のりです。遠浅の砂浜が広がり、安定した海風が吹くのでサーフィンを楽しむサーファーの姿も見かけます。訪れたのがちょうど夕刻だったので、タイミングよく稲村ヶ崎方面に太陽が沈むシーンが見られました。オレンジ色に染まる空と、水面がとてもきれいです。
太陽がゆっくりときれいに沈みます。インスタ映えするベストスポットですね!
着物でお寺や神社巡りをしたら、由比ヶ浜海岸まで足を延ばすのもいいですね。
着物がとっても映えて可愛いですね!波の音に癒されながら、のんびりと散策時間を楽しもう♪
しばらく波打ち際を散策したら1日の旅も終わり。ゆっくり歩いて着物を返却に鎌倉へ戻りましょう。
由比ヶ浜海岸(ゆいがはまかいがん)
住所:鎌倉市由比ヶ浜
TEL:0467-61-3884(鎌倉市観光課)
時間:散策自由
ホテルメトロポリタン 鎌倉
自然と調和した鎌倉ならではの癒しの空間を体感
鎌倉のメーンストリートである若宮大路沿いに、2020年4月にオープン。鎌倉駅周辺の新たな街のランドマークとして、観光客だけでなく地域の人々にも注目されるスポットです。
中庭には自然石や緑の木々が配され、自然と調和した空間に包まれています。開放感のある居心地のよい室内にも癒されます。
大谷石を敷いた植栽豊かな中庭は、夜になるとライトアップされて表情が変わります。2階にあるフロントには階段で上がることもできます。
希少な鎌倉石を用いた井戸型の花壇。中庭にあるので探してみるのもいいですね。
テラスや縁側のある非日常の空間でゆったり過ごしましょう
大きな窓と屋外テラスがついたガーデンルーム、縁側をイメージした小上がり付きのスーペリアルームなど、タイプの異なる12種類のお部屋を備えています。
全室バスルームが洗い場付きで、フットケアシート、蒸気アイマスクや、基礎化粧品セットなど女性にはうれしいアメニティも充実しています。
プレミアムコーナールームは二面に大きな窓がとられた角部屋です。窓の外には鶴岡八幡宮の二ノ鳥居を眺め、部屋に居ながらにして鎌倉らしい眺望を満喫できるちょっと贅沢なお部屋です。
ロビーの屋外にあるテラスは、日本建築の縁側のエッセンスを取り入れて設計されています。夜にはライトアップされた木々が素敵な演出をしてくれます。
中庭を望むテラスでのんびりおしゃべり♪明日のプランを練るのもいいかも。
広々としたソファーや自然素材のテーブルを使用したインテリアは心地よく、居間でのびのびとくつろいでいるような、ほっとする空間です。コンセントを設置したテーブルもあり、スマホの充電やパソコンでちょっとしたテレワークもできます。
まだまだ遊びたい、鎌倉の夜は楽しいこといっぱい
今日はお泊りなので、夜まで遊んでも大丈夫。終電を気にしなくていいから時間がたっぷりあります。お買物したり、鎌倉グルメを楽しんだり、お部屋でまったり過ごすのもいいですね。やりたいこと、楽しいことがいっぱいです。窓の外には鎌倉の山々のシルエットや、街の灯りがとてもきれいです。
夜景を眺めながらお部屋でゆっくりと時間を過ごすのも素敵です。
ホテルメトロポリタン 鎌倉(ほてるめとろぽりたん かまくら)
住所:鎌倉市小町1-8-1
TEL:0467-60-1111
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
料金:1万7400円〜
鶴岡八幡宮
鎌倉文化の起点となった神社へ早朝参り
源頼朝が源氏の守護神として、また鎌倉の町づくりの中心として創建した鶴岡八幡宮。おすすめは、まだ街が動き出す前の早朝参りです。静けさの中、お参りをすると心が凛とします。ホテルメトロポリタン 鎌倉の前には二ノ鳥居があり、そこから源頼朝の妻・北条政子の安産を願って整備した段葛が続いています。段葛を歩いて鶴岡八幡宮まで参拝に出かけましょう。
早朝参りで心も体もすがすがしい気分で1日を迎えられます。
楼門の中央に掲げられた額の「八」の字は、よく見ると二羽の鳩で表現されています。鳩は八幡様の使いとされています。
いつも賑やかな境内も早朝ならゆっくりとお参りができます。お願い事も心をこめて手を合わせます。
八幡宮といえば朱塗りの建物が浮かびます
広い境内には国指定の重要文化財の本宮や若宮のほか、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムや鎌倉国宝館などが点在します。現在の御本殿は徳川家斉が造営と聞いて時代を感じます。下拝殿ともよばれる舞殿は、かつて静御前が義経を慕い、心を込めて舞った若宮廻廊跡に立っています。
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参道からは舞殿と本宮を眺望できるベストポイントです。
まるで1つの建物のように見えます。
参道に架かる太鼓橋の両サイドには源平池があり、夏に咲く紅白のハスの花は鎌倉の風物詩です。源氏池の中にある旗上弁財天社には「政子石」が安置され、夫婦円満や安産にご利益があるそうですよ。
鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)
住所:鎌倉市雪ノ下2-1-31
電話番号:0467-22-0315
料金:拝観無料
時間:5:00〜20:30(10〜3月は6:00〜)*現在は20:00まで
休み:なし
鎌倉市農協連即売所
新鮮な鎌倉野菜を求めて、プロが通うレンバイへ
鎌倉市内と横浜市長尾台町の農家さんが、自分たちで生産した農作物を自ら販売する農作物直売所。地元では「レンバイ」の名で親しまれています。朝8時には農家さんが持ち寄った野菜がずらりと並び、料理人などの食のプロも訪れます。
ちょっと入りづらい印象ですが、一般の方でも気軽に買い物を楽しめますよ。
露地栽培の野菜は、香りも味も濃厚で美味しい
ここでは22軒の農家さんが4つの班に分かれ、交代で出店しています。だから毎日野菜の品目が違い、スーパーでは見られない珍しい野菜にも出会えます。定番の野菜をはじめ、西洋野菜やハーブなど、まるでヨーロッパのマルシェのよう。遠方から名店のシェフが通うのも納得です。
野菜の食べ方や旬の時期など、分からないことは気軽に聞いてみよう。
スイスチャード、サラダカラシナなど知らない野菜がずらり。「これはどうやって食べるのですか?」と農家さんに直接聞きながら、新しいメニューに挑戦するのもいいですね。
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午前中に鎌倉野菜を購入して、一度ホテルに帰ってから観光へ。これからの旅のスタイルはこんな感じ。新鮮で味が濃い、鎌倉野菜は自宅で味わうのが楽しみです。
鎌倉市農協連即売所(かまくらしのうきょうれんそくばいじょ)
住所:鎌倉市小町1-13-10
電話番号:非公開
時間:8:00ごろ〜夕方(野菜がなくなり次第終了)
定休日:1月1日〜4日
Café&Meal MUJI
素材の味を生かした朝食をのんびり食べる幸せ
朝の参拝や直売所でお買物と、朝活が終わったら、ホテル併設のCafé&Meal MUJIで朝食をとりましょう。6時30分〜10時30分までは宿泊者限定なので、ゆっくり食事ができます。木の温もりあふれる店内は居心地がよく、地域でとれる食材をふんだんに使った朝食で1日のエネルギーチャージもOKです。
天然の木目を生かしたインテリアに囲まれたナチュラルな空間で朝食タイム。広々としたレストランを宿泊者が独占できる贅沢な時間です。
朝食は、メイン料理を和食・洋食・カレーから選べます。和食は相模湾で水揚げされた干物と、鎌倉海藻ポークを使用した「干物と豚汁の定食」。洋食は、地元老舗メーカー“鎌倉ハム富岡商会”特製の肉厚でジューシーなベーコンを使用した「アメリカンブレックファースト」。カレーは、MUJIで大人気のバターチキンとカロリーが低く栄養価が高い猪肉を使用したジビエの2つの味を一緒にお楽しみいただけます。
また、鎌倉野菜等を使用したサラダ、ヨーグルト、グラノーラ、パン、ドリンクはビュッフェコーナーで利用できます。
地域にフィットする新しいスタイルのレストランでいつも賑やか
Café&Meal MUJI は地元の常連さんにも人気。11時以降は宿泊者以外のお客様が訪れ、思い思いの時間を過ごしています。併設するMUJI comでは衣類や雑貨、食品などを販売しているので、ホテル滞在中にも頼もしい限り。多目的に利用できるオープンスペースもあり、地元の人々と観光客のコミュニティの場にもなっています。
Café&Meal MUJI(かふぇあんどみーる むじ)
住所:鎌倉市小町1-8-1ホテルメトロポリタン鎌倉1階
電話番号:0467-22-7852
料金:朝食2,000円
時間:朝食メニュー6:30〜10:30、グランドメニュー11:00~20:00
定休日:なし
※新型コロナウィルスの影響で営業時間、内容が一部変更になる場合があります。
建長寺
鎌倉五山の古刹で天狗パワーを体感
北条時頼が建長5年(1253)に創建した古刹です。鎌倉五山の第一位で、総門、三門、仏殿など主要な建物が一直線に並んでいるのは、伽藍配置といって禅宗様式の意匠だそうです。境内最奥にある半僧坊まで足を運べば、天狗のパワーを体感できますよ。
趣と歴史を感じる国重要文化財の三門。迫力に圧巻です。
三門をくぐることであらゆる執着心から解き放たれる意味があるそうです。
仏殿には建長寺の本尊である地蔵菩薩坐像が安置されています。北条時頼と蘭渓道隆の「迷いの中から救い悟りを得る」という願いが込められているそうです。
関東最大の法堂の天井には今にも動き出しそうな天井画雲龍図が見られます。天井画は創建750年を記念して小泉淳作画伯によって描かれたものです。
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黒と金色のコントラストが美しい唐門の装飾は芸術品です。
紅葉を眺めながら階段を登り、天狗像が待つ半僧坊へ
249段の階段をのぼり、建長寺最奥にある半僧坊へ。ちょうど紅葉シーズンだったので、色づく木々を眺めながら階段を登ります。半僧坊は晴れていれば由比ヶ浜や富士山まで眺望できる絶景スポット。
半僧坊へと続く階段は紅葉スポットしても有名です。道中、きれいな紅葉を撮影しながらのんびり上ります。
周辺にはたくさんの天狗像があり、天狗たちのパワーを感じられます。
建長寺(けんちょうじ)
住所:鎌倉市山ノ内8
料金:拝観大人500円、小中学生200円
時間:8:30〜16:30
休み:なし
鉢の木 新館
今日のランチは和食の名店で会席料理を堪能します
昭和39年(1964)に創業した精進・会席料理の名店でランチを楽しみます。会席料理と聞くとちょっと敷居がたかいかも?と思ってしまいがち。でもランチなら予約なしでも大丈夫。すてきな日本庭園を眺める席で、ゆっくり名店の味を堪能しましょう。
日本庭園を眺めながらアプローチを進んで店内へ。1階はテーブル席、2階は和室のお座敷になっています。全国各地から仕入れた旬の食材で、季節感あふれる献立がいただけます。
彩りも美しい料理はどれも美味しい!
焼き魚膳2750円は、丁寧に焼き上げた旬魚の幽庵焼きに、季節のおひたし、茸のご飯など、滋味深い味覚ですが彩りもきれいです。
ワンランク上の鉢の木贅沢会席膳4180円は、和牛のローストビーフに、サワラの西京焼、ご飯にはあわびがのっていてなんとも贅沢♪
ひとつひとつが丁寧に調理された料理は、口に入れるたび感動です。
会席料理の美味しさを味わえた素敵なランチタイムでした。
鉢の木 新館(はちのき しんかん)
住所:鎌倉市山ノ内350
TEL:0467-23-3723
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜19:00(土・日曜は11:00〜15:00、17:00〜19:00)※夜席は前日までの要予約
定休日:不定休
報国寺
水彩画の世界へ迷い込んだ古刹の竹庭
美しい竹庭で知られるお寺のはじまりは、建武元年(1334)と歴史も古い。本堂裏の竹庭には、約2000本の孟宗竹が天高くのび、木漏れ日と竹のコントラストがとっても美しいです。その光景はまるで水墨画のような世界が広がり、しだいに心が穏やかになっている自分に気が付きます。
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孟宗竹の林が作り出す静寂が心も体も穏やかに。
そんな不思議なパワーに包まれています。
竹庭には遊歩道が設けられ、沿道にはお地蔵様や苔むした灯篭が見られます。竹庭の一角にはお茶処があり、抹茶600円(干菓子付き)を楽しむことができます。
報国寺は足利氏終焉の地としても知られます。竹庭の奥には岩肌に彫られた横穴式墳墓があり、足利家時と足利義久が静かに眠っています。
中庭にある枯山水の庭園も見事。裏山を借景に自然石や草木を配しています。
枯山水石庭の波紋も美しい。じっと眺めていると水面の波紋のように見えてきます。
報国寺(ほうこくじ)
住所:鎌倉市浄明寺2-7-4
TEL:0467-22-0762
料金:拝観300円
時間:9:00~16:00
休み:12月29日〜1月3日閉門
旧華頂宮邸
昭和初期の洋館は、かつての華族の邸宅
報国寺から少し奥へ進むと、姿を見せる瀟洒な洋館。昭和4年(1929)にかつての華族・華頂博信侯爵邸として建てられたもので、鎌倉三大洋館のひとつに数えられています。国登録有形文化財の建物とともにフランス式庭園は、テレビドラマの撮影などにも使われているそうです。
通常建物の内部見学はできませんが、年に2回ほど公開日が設けられています(令和2年は公開中止)。その時には、内部と敷地にある茶室「無為庵」が見学(外観のみ公開)できます。フランス式庭園は公開され見学は自由(定休日あり)です。
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美しい庭園と洋館を背景に、フォトジェニックな写真にも挑戦できます。
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四季を通して色んな顔を見せてくれる庭園。春や秋のバラや初夏のあじさい、秋の紅葉もすばらしく洋館と紅葉のコントラストに思わずうっとり。
旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
住所:鎌倉市浄明寺2-6-37
TEL:0467-61-3477(鎌倉市都市景観課)
料金:無料
時間:10:00〜16:00(10〜3月は〜15:00、邸内は年2回程度公開)
定休日:月・火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
浄妙寺
禅寺の茶室で抹茶をいただく贅沢体験
文治4年(1188)に足利義兼によって建てられた由緒ある寺院で、抹茶体験をしてきました。抹茶が楽しめるのは境内の「喜泉庵」。丁寧に点てた抹茶と季節の生菓子で、心落ち着く時間が流れます。
枯山水庭園を望みながら心穏やかに抹茶をいただきます。忙しい日常から離れ、自分の中に静寂な時間を感じられました。
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抹茶と一緒に、鎌倉の老舗「美鈴」の季節の生菓子1100円をいただけます。繊細な作りと美しさを感じる、季節の生菓子にときめきます♪
耳を傾けると水琴窟の神秘的な音色が広がります。
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縁側に座ると庭園に水琴窟が目に入りました。水が滴るたびに神秘的で心地よい音が響きます。古くから伝わる音の演出にしばし耳を傾けます。
鎌倉五山の第五位の浄妙寺。茶室からは枯山水の庭園が眺められます。しっかり撮影するなら縁側まで出るのがおすすめです。
境内にはボタンやウメ、サルスベリなどが見られ、秋にはジュウガツザクラも楽しめます。季節を通して花々が迎えてくれます。
浄妙寺(じょうみょうじ)
住所:鎌倉市浄明寺3-8-31
TEL:0467-22-2818
料金:拝観100円
時間:9:00〜16:30(喜泉庵は10:00〜16:15LO)
休み:なし(喜泉庵は年末年始)
ホテルメトロポリタン 鎌倉
フロントスタッフ
ホテルメトロポリタン 鎌倉
フロントスタッフ
ホテルメトロポリタン 鎌倉
海と山に囲まれた、一年を通して温暖な地、鎌倉。神社仏閣など多くの歴史的建造物や、著名なレストラン、プレイスポットなども数多く存在する、日本有数の観光都市です。
宿泊しなければ分からない古都・鎌倉の新しい魅力を発見して頂きたく“心魅かれる新たな古都へ”をテーマといたしました。
「やすらぎと華やぎが出会う場所。」をコンセプトとするメトロポリタンブランドらしいあたたかな真心と細やかなサービスで、大切な旅の時間が上質なひと時となりますよう、心を込めたおもてなしでお客様をお迎えいたします。
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※本掲載データは、2021年2月現在のものです。掲載後料金、営業時間、定休日、メニュー等営業内容が変更になることや、臨時休業で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、お出かけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。なお、当サイトに掲載された内容による損害等は、弊社では補償いたしかねますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。
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※掲載の利用時間は、特記以外原則として開店(館)~閉店(館)時間です。ラストオーダーや入店(館)時間は通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。
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